本紙掲載日:2024-08-21
(6面)

海外の料理に舌鼓−こども食堂のべおか今山

県北の技能実習生らが調理

 延岡市山下町のこども食堂のべおか今山(峰田知恵子・塩月雅代共同代表)は17日、海外発祥の料理を提供する「MIX食堂の日」を開いた。県北で働く技能実習生らが手本を見せながら調理し、ワンタンスープ(香港)、生春巻き(ベトナム)、おにぎりのセットでもてなした。

 MIX食堂の日は、国籍や性別、年齢、職業などのさまざまな違いを乗り越えて、おいしいものを一緒に食べようと、昨年11月に初開催。ベトナム料理のバインミーとビーフンスープなどのメニューで好評だった。

 2回目の今回は、夏休みの特別企画として実施。初回に続いて、孤立しがちな技能実習生ら海外出身者の支援を続ける日向市のボランティアグループ「国際交流サポートセンターHELOOMEJAPAN」(藤原祐子代表)と共同で準備を進めた。

 この日は、同センターが支援する日向市や門川町で働くベトナム人技能実習生3人と友人で都城市在住の2人が駆け付けて、卵焼きや野菜、春雨などが入った具だくさんの生春巻き作りを担当。ナンプラーやニンニク、砂糖、レモン、水を混ぜ合わせたタレも手際よく完成させた。

 参加した実習生らは「ちょっと疲れたけど楽しかった」「おいしいと思ってもらえるとうれしい」などと笑顔。ワンタンスープは香港出身の女性の指導でボランティアらが120個のワンタンを包み、野菜たっぷりの優しい味で訪れた人たちを喜ばせた。

 詳細は、本紙へ。

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