本紙掲載日:2024-08-24
(2面)

女性大学「ほっとCollege」−延岡

入れたてのお茶を味わう受講者
茶ノベーゼ作りを実演する佐藤さん
キュウリのつくだ煮を作る受講者

お茶−効能・入れ方学ぶ

◆茶葉・夏野菜使った料理も

 JAみやざき延岡地区本部(楠田富雄本部長)による女性大学「ほっとCollege」の第2回講座がこのほど、延岡市野田の同JAにししな愛彩館で行われ、市内の受講生8人が参加、お茶の効能やおいしい飲み方、季節の野菜を使った調理方法などを学んだ。

 同JA女性部の藤島恵子部長が、第1回講座で植え付けたサツマイモの生育状況についての報告を兼ねて開会あいさつ。

 この日の講師は、茶農家で同女性部西階支部の佐藤純子さん。行縢町で茶園を営む傍ら、高校で出張授業を行うなどしてお茶の知識普及に努めているほか、野菜ソムリエの資格も持っており、日照時間の長い宮崎のピーマンは他県産に比べて1・3倍のビタミンCが含まれていることなど、季節の野菜の特長やおいしい食べ方を解説した。

 お茶の入れ方についても話し、「茶こしを使う場合は、急須の深い所まで届くものを使わないと、茶葉がお湯に届かないのでもったいない」「お湯の温度は70度ぐらいがうま味成分が出やすい」とアドバイスしたほか、「水出し茶にするとカフェイン量が抑えられる。カフェインは利尿作用があるので、アスリートの人や汗をかく夏場には少ない水出し茶がお勧め」などと伝えた。

 調理実習では、バジルの代わりに茶葉を使った「茶ノベーゼ」のパスタを紹介。お茶を入れた後の茶がらをいって塩と砕いたナッツ、ニンニクなど混ぜたソースを作り、パスタに合わせる料理法を実演してみせると、受講者も教えられた通り興味深そうに調理に臨んでいた。ほかにも同JAの職員と一緒に「ゴーヤーの松前漬け」「キュウリのつくだ煮」など暑い夏にぴったりの調理を体験し、みんなで味わって楽しんだ。

 詳細は、本紙へ。

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