かるた通して交流−日向で牧水かるた大会

　第４８回牧水かるた大会は２３日、日向市文化交流センターで市内の小中学生約２２０人が参加して行われ、児童生徒がかるたを通して交流した。

　郷土の歌人、若山牧水の短歌に親しむことで児童生徒の読む力、聞く力を養い、郷土愛を育むことなどを目的に、若山牧水が生誕した８月２４日に合わせて開催。１００首を選定し作成された「牧水かるた」を用い、チーム対抗戦と個人戦で取った札の枚数を競った。

　４人一組によるチーム対抗戦には、前回を上回る４０チームが参加。今回、小学１〜３年生を対象にした初心者の部を新設した。

　詠み手を務めた東郷学園の児童生徒４人が歌を詠み始めると、参加者は身を乗り出すように構え、真剣なまなざしで下の句の札を探し、素早く取っていった。
閉会式では小学校の部、中学校の部でいずれもチーム対抗戦の上位３チーム、個人戦の上位５人を表彰した。

　詳細は、本紙へ。