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「小さい暮らし」を実践−延岡
元新聞記者でアフロヘアがトレードマークの稲垣えみ子さんを招いた講演会が8月22日、延岡市の野口遵記念館であった。東日本大震災による原発事故がきっかけで節電生活を始め、身の回りのさまざまな物を手放して「小さい暮らし」を実践しており、この日は「人生をハッピーに生き切る!」と題して講演。市民約500人が聴講した。 ◆電気・ガス・水道ほぼ使わない生活−原発事故きっかけに 講演会は、8月の「人権啓発強調月間」の行事の一つ。法務省の地域人権啓発活動活性化事業を受けて延岡市が開いた。 稲垣さんは朝日新聞の元記者。2016年に50歳で早期退職した。冒頭、その決断を驚かれた当時を振り返り、理由について「今は老後不安の時代なんじゃないか」と所見を述べた。 では退職して8年たった今、老後不安は増しているのか。「老後不安はまったくないと言い切れる」と語り、写真や動画を見せながら、自身の現在の暮らしについて紹介した。 最も特徴的なのは、電気、ガス、水道をほとんど使わない生活を送っていること。電気代は5アンペア契約で月200円程度、ガス契約はせずにカセットこんろ調理で自炊しており、水道は1カ月の使用料が1立方メートル(=1000リットル)以下だという。 「常時災害生活」と呼ぶ現在の生活を送る最初のきっかけが原発事故。「原発に頼って暮らすことの意味を考えざるを得なかった。でも原発がない生活ができるのか分からなかった」 当時契約していた関西電力は電気の半分を原発に頼っており、原発なしに生活できるかを実験するため、電気代を半分にする生活を試みた。 しかし、エアコンを消す、コンセントを抜くぐらいで電気代は減らない。仕方なく、これまで使っていた電化製品を一つずつ手放していくと、「案外できるし、楽しいし、ない方がいいのではないか」と思えたのだという。 詳細は、本紙へ。
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「小さい暮らし」を実践−延岡
元新聞記者でアフロヘアがトレードマークの稲垣えみ子さんを招いた講演会が8月22日、延岡市の野口遵記念館であった。東日本大震災による原発事故がきっかけで節電生活を始め、身の回りのさまざまな物を手放して「小さい暮らし」を実践しており、この日は「人生をハッピーに生き切る!」と題して講演。市民約500人が聴講した。
◆電気・ガス・水道ほぼ使わない生活−原発事故きっかけに
講演会は、8月の「人権啓発強調月間」の行事の一つ。法務省の地域人権啓発活動活性化事業を受けて延岡市が開いた。
稲垣さんは朝日新聞の元記者。2016年に50歳で早期退職した。冒頭、その決断を驚かれた当時を振り返り、理由について「今は老後不安の時代なんじゃないか」と所見を述べた。
では退職して8年たった今、老後不安は増しているのか。「老後不安はまったくないと言い切れる」と語り、写真や動画を見せながら、自身の現在の暮らしについて紹介した。
最も特徴的なのは、電気、ガス、水道をほとんど使わない生活を送っていること。電気代は5アンペア契約で月200円程度、ガス契約はせずにカセットこんろ調理で自炊しており、水道は1カ月の使用料が1立方メートル(=1000リットル)以下だという。
「常時災害生活」と呼ぶ現在の生活を送る最初のきっかけが原発事故。「原発に頼って暮らすことの意味を考えざるを得なかった。でも原発がない生活ができるのか分からなかった」
当時契約していた関西電力は電気の半分を原発に頼っており、原発なしに生活できるかを実験するため、電気代を半分にする生活を試みた。
しかし、エアコンを消す、コンセントを抜くぐらいで電気代は減らない。仕方なく、これまで使っていた電化製品を一つずつ手放していくと、「案外できるし、楽しいし、ない方がいいのではないか」と思えたのだという。
詳細は、本紙へ。