本紙掲載日:2024-09-06
(3面)

9月15日−「日本のキャビアの日」

会見するジャパンキャビアの坂元基雄社長(写真中央)ら

ジャパンキャビア−国内生産の最盛期に制定

◆記念日登録で県民キャンペーン

 「宮崎キャビア1983」を製造・販売するジャパンキャビア(宮崎市、坂元基雄社長)は、9月15日が「日本のキャビアの日」に制定されたことを記念し、県民向けのキャンペーンを実施する。5日に県庁で記者会見した坂元社長は「宮崎のキャビアがあるのは県民の応援や支えがあったから。多くの人にキャビアを楽しんでもらいたい」と話した。

 「日本のキャビアの日」は、国内で9月からキャビア生産の最盛期を迎える時期であることと、寿命が数十年から100年ともされるチョウザメから長寿と健康を願って、同社が旧敬老の日である9月15日に制定。今年6月には日本記念日協会に記念日として登録された。同社は今後、国内で一貫生産される日本キャビアの認知向上につなげていく。

 県民向けキャンペーンでは、オンラインショップで割引販売を6日から30日まで実施。航空会社のファーストクラスで採用された実績を持つ大粒キャビアなどが、最大半額で販売される。宮崎市や県外の飲食店でキャビアを使った特別料理の提供なども展開する。

 同社によると、キャビアの販売量は初年度となる2013年度の約15キロから23年度は約700キロと成長。先のG7広島サミット、宮崎農業大臣会合の夕食会に「宮崎キャビア1983」が採用されるなど、評価が高まっているという。

 5日に県庁で会見した坂元社長は「記念日を通じてキャビアを盛り上げていきたい」と話していた。

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