３日間の晴れ舞台、全力で−延岡星雲高の文化、体育の部

　県立延岡星雲高校（宮��真司校長、５０１人）は５日から７日まで、「星華（せいか）〜華やかに舞う僕らの晴れ舞台」をテーマに「星雲祭」を開いた。最初の２日間は「文化の部」、最終日には「体育の部」があり、全校生徒は、２０回目となる記念すべき節目の星雲祭を３日間にわたって大いに盛り上げた。

　初日は延岡市東浜砂町の延岡総合文化センターで文化の部を開催。生徒の息の合ったダンスやピアノ演奏、揮毫（きごう）パフォーマンスなどでオープニングを華やかに飾った。

　演劇部門では、２年生がクラスごとにオリジナルの劇を披露。生徒は笑いや感動のシーンなどを盛り込んだ劇を熱演し、観客を楽しませた。

　また、合唱部門には３年生が出演。同級生との３年間の思い出を胸に、きれいなハーモニーで歌い上げ、客席からは大きな拍手が送られた。

　２日目は同市牧町の同校であり、１年生が映画の名シーンの再現や多くの星がある銀河など、さまざまなテーマの展示物を並べたほか、各部活動や同好会の体験会や作品展示、生徒によるバンド演奏やダンスなどのステージが繰り広げられた。

　最終日の体育の部は同校グラウンドで開催。生徒は徒競走や団技、リレーなどで白熱した戦いを見せた。保護者や卒業生も駆け付け、最後まで諦めずに全力を出し切る生徒に声援を送っていた。