本紙掲載日:2024-09-10
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トウガラシ収穫、最盛期−大紅、11月ごろまで見込む

収穫した大紅トウガラシを手にする甲斐日出男さん(左)と亮丞さん

北方町の甲斐さん親子−延岡

 延岡市北方町うそ越の農業甲斐日出男さんの畑で大紅トウガラシが収穫期を迎えている。4月に就農した後継者の四男・亮丞(あきつぐ)さんと一緒に作業に汗を流す。

 日出男さんは兼業農家だったが、定年退職後に専業となり、水稲やシイタケの栽培を営む。農業のほかにも約10ヘクタールの山林を管理するなど、忙しくも張り合いのある毎日。

 亮丞さんは県外企業で働いていたが、「食べ物が一番大事。食に関わる仕事に就きたい」との夢をかなえるため帰郷。日出男さんは亮丞さんの就農に合わせ、同トウガラシの栽培を始めた。新しい作物を模索していた時、JAみやざき延岡地区本部・営農相談員牧野哲郎さんの勧めで約4アールの畑で挑むことにしたという。

 同トウガラシは長さが約15センチになる大ぶりな品種で、辛みが強いのが特長。4月に定植した苗は順調に育ち、赤い実を付けた。今が最盛期で11月ごろまで収穫を見込んでいる。

 毎週火曜日と金曜日の出荷に合わせて収穫。ヘタを取り選別して、高野町の倉庫に持ち込む。全量が大分の食品会社に出荷され、ゆずこしょうの原料になる。

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