本紙掲載日:2024-09-10
(3面)

釜炒り茶づくり40年−延岡のお茶で産地賞目指す

甲斐義之さん(右)と妻まち子さん

甲斐義之さん・まち子さん夫婦

 1等2位として農林水産省農産局長賞を受賞した甲斐義之さんは、昨年も全国茶商工業協同組合連合会理事長賞を受賞しているほか、これまでに釜炒り茶の部で何度も1等に入賞しているベテラン。今回も最強のライバルである嬉野南部釜炒茶業組合(佐賀県)の生産者が占める上位5人に、妻まち子さん(1等4位・全国茶生産団体連合会会長賞)と2人で食い込んだ。

 夫婦で釜炒り茶の生産を始めて約40年、現在は1・2ヘクタールの茶畑で茶業を営む。参考出品ながら、三女の久美さんは2等(全体で7位)、次女の土持智恵さんも2等(同10位)と一家で堂々の結果を残した。

 それでも義之さんは「2019年に妻が最高賞(1等1位)の農林大臣賞を受賞しており、次は私がと思っていましたので、うれしさ半分、悔しさ半分といったところ」と満足していない様子。

 個人以上に地域全体が評価される「産地賞」には、さらに強い思いがある甲斐さん夫妻。産地でも1位の嬉野南部釜炒茶業組合(586点)にわずか6点及ばず2位となった。

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