夏気！瞬き！煌めき！−サルタフェスタにぎわう

高千穂町、最大の夏祭り

　〃タカチホ式夏まつり〃をうたう高千穂町の「サルタフェスタ（猿田祭）２０２４」が８日、高千穂町総合運動公園特設会場で開かれた。多彩なステージやアトラクションが催され、浴衣姿の家族連れなどでにぎわった。主催は町とサルタフェスタ実行委員会（森園慎委員長）。

　サルタフェスタは、町による「神話の里フェスティバル」が前身。地域のさらなる活性化を図るため、若者を中心に官民一体のイベントとして２００７年にスタートした。

　今年は「夏気（かっき）！瞬き！煌（きら）めき！」をテーマに、地元園児の太鼓演奏で開幕。序盤は児童園児が次々と登壇し、ダンスや体操、沖縄県の伝統芸能「エイサー」で盛り上げた。

　町内外の音楽バンドやダンススタジオなどのパフォーマンスに続き、２０２７年国民スポーツ大会・全国障がい者スポーツ大会のテーマソングを担当する西都市出身の歌手ＪＩＬＬＥ（ジル）さんが繊細かつ力強い歌声を披露。高千穂町出身のトランペッター長友誠さんが所属するジャズバンド「ＪＡＢＢＥＲＬＯＯＰ」（ジャバループ）が登場すると、会場の熱気は最高潮に達した。

　場内には焼きそばやかき氷、スーパーボールすくいなど、過去最多となる４１店舗が出店。隣接の同町自然休養村管理センターには木育やボルダリングの体験コーナー、お化け屋敷などが設置され、家族や友人と会場巡りを楽しむ姿も多かった。

　詳細は、本紙へ。