本紙掲載日:2024-09-17
(6面)

それぞれの個性を発揮

演劇の部最優秀賞「天使の声が聞こえたら」の一シーン

尚学館中・高等部の文化の部−延岡

 延岡市の尚学館中学校・高等部(柳田光寛校長)の「第33回尚学館祭文化の部」が、14日に同市の延岡総合文化センターであった。大ホールで合唱や演劇など、展示室では絵画や英文絵日記などを披露。多くの保護者が訪れ、わが子の成長を目に焼き付けていた。

 今年の文化の部のテーマは「紡〜紡いでいけ我(われ)らの声と共に空まで〜」。中学1年生から高校2年生が学年ごとに一致団結して練習に取り組み、弁論、合唱、演劇、展示の4部門で最優秀賞を競う。審査員は高校3年生が務めた。

 このうち演劇の部で最優秀賞に選ばれたのは、高校2年生「天使の声が聞こえたら」。演劇5年目の豊富な経験を生かして、演技力の高さ、観客を物語の世界から離れさせない場面転換の工夫などを他学年に見せつけた。今年は初めて副賞として脚本賞が設けられ、高校1年生が受賞。どの学年も自分たちの色と持ち味を存分に発揮した。

 合唱の部は「いのちの歌」(竹内まりや作詞、村松崇継作曲)と「奏」(大橋卓弥・常田真太郎作詞作曲)の2曲を歌い上げた高校1年生が最優秀賞。弁論の部は「AIの発達と職業の変化」というテーマで考えを述べた高校2年生の外園大和さん、展示の部は中学3年生がそれぞれ同賞に輝いた。

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