米国出身−ＡＬＴ３人が着任

外国語授業をサポート−延岡市

　延岡市の第４４〜４６代外国語指導助手（ＡＬＴ）に着任した３人が１８日、市役所に読谷山洋司市長を訪ね、あいさつを兼ねて抱負を語った。
３人は、ギルバート・ワイアットさん＝米コロラド州出身＝、ガリナ・アニカさん＝米カリフォルニア州出身＝、パーク・ドイさん＝同＝。いずれも７月２９日に着任しており、１年間にわたり市内の小中学校で、外国語授業を手伝いながら児童生徒と交流する。

　英語で歓迎した読谷山市長に対し、ギルバートさんは「生徒たちは学校以外の場所でも声を掛けたら話してくれる」と、すでに子どもたちと交流を深めていることを報告。学生時代に経験したという剣道を再開したいといい、「たくさん地域の人と話したり触れ合えたら」と抱負を述べた。

　ガリナさんは米国でキックボクシングのインストラクターを務めた格闘家で、こちらでは「合気道を体験してみたい」と意欲。料理も得意だといい、「日本の調味料を使った料理にも挑戦したい」と楽しみにしていた。

　第一志望の延岡に勤務できたパークさんは、自然風景の美しさに日々感動しているといい、小学校低学年の国語の教材で日本語も勉強して、プライベートでは下調べしながらご当地グルメを満喫。「日本の子どもは互いに助け合いながら学校生活を送っているように感じる」と愛着を語った。

　詳細は、本紙へ。