本紙掲載日:2024-09-23
(8面)

五ケ瀬町4年生−町外で販売活動

特産のブドウ「おいしいですよ」−元気いっぱい

 五ケ瀬町の小学生が栽培に挑戦したブドウの販売活動が18日、高千穂町三田井のがまだせ市場であった。4校(鞍岡、三ケ所、坂本、上組)の4年生24人が店頭に立ち、真心込めて育てた地元の特産品をPR。晴空の下、元気いっぱいの呼び込みに誘われた買い物客でにぎわった。

 五ケ瀬町が取り組む学校横断型地域学習「G授業」の一環で、ブドウの栽培や流通、関係者との交流を通じて郷土理解を深めることなどが狙い。販売活動は例年この時期、町外で開いており、質の高いブドウが安く買えるため好評を得ている。

 販売に先駆けて17日は、G授業を支援するブドウ農家興梠浩幸さん=同町桑野内=方で収穫作業。栽培に携わった3年生24人も参加し、児童がカラフルな絵や「甘くなれ」などと書き込んだ袋掛け状態の「ブラックオリンピア」約250房を剪定(せんてい)ばさみで摘み取り、販売用の袋とパックに詰めた。

 迎えた当日は高千穂神社で告知を行い、児童の提案で初めての販売会場に選んだ同市場へ。ブドウと同じ紫色の法被や果実をかたどった額飾りを身に着け、「五ケ瀬のブドウは甘くておいしいですよ!」「五ケ瀬に来てください!」などと呼び掛ける姿に笑顔が広がった。

 詳細は、本紙へ。

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