本紙掲載日:2024-09-24
(3面)

高齢者の社会参加テーマに−卒業研究で「はげまし隊」調査

母校の恒富中を訪問し、はげまし隊の活動を見学する入山さん=右から2人目

延岡出身の入山さん(広島大4)

 延岡市出身の広島大学4年生、入山優士さんはこのほど、卒業研究の一環として、市内の小中学校で授業支援に取り組むNPO法人「学校支援のべおかはげまし隊」(渡井俊行理事長)へ聞き取り調査を行った。

 入山さんは西小、恒富中、延岡高を卒業後、広島大学で社会学を専攻。現在、高齢者の社会参加をテーマに卒業研究に取り組んでおり、その具体事例として、自身も中学生の時に授業支援を受けたことのあるはげまし隊に着目した。

 はげまし隊は旭化成延岡OB会の会員で結成し、2009年から活動を開始。12年に法人化した後は一般市民にも参加を呼び掛け、現在、約150人の隊員で市内の小中学校16校(一貫校2校を含む)の授業支援に取り組んでいる。

 入山さんは「行政と連携した授業支援のボランティア自体、全国でも珍しい」とし、狙いについて「従来のアンケート中心の調査ではなく、直接声を聞き取ることで、社会参加をする高齢者としない高齢者の違いなどを、より掘り下げてみたい」と説明した。

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