本紙掲載日:2024-09-24
(6面)

教科横断型のオリジナル授業を公開−五ケ瀬中等

県立五ケ瀬中等教育学校で公開された教科横断型授業。1年生の教室では3人が同時に教壇へ立った

多様な視点に触れ、問う力を磨く

 先行き不透明なVUCA時代を生き抜く人材育成につなげようと、県立五ケ瀬中等教育学校(平和正校長、214人)は17日、文部科学省指定事業を受けて考案・実践している教科横断型の授業を一般公開した。町内外の教育関係者ら約30人が参観し、先進的な学びの様子から指導理念などに関するヒントを得た。

 VUCAは、Volatility(変動性)・Uncertainty(不確実性)・Complexity(複雑性)・Ambiguity(曖昧性)の頭文字を取った造語。将来の予測が困難な不確実な状態を指す。

 同校は「VUCA時代を生き抜く野性味あふれる価値創造人材の育成」を目指し、2023年度に文理融合的な学びの推進などを図る文科省の「新時代に対応した高等学校改革推進事業(創造的教育方法実践プログラム)」指定校に選出され、先端技術などを活用した教科横断型カリキュラムの開発に取り組んでいる。

 公開授業は、中高一貫の6年間で習得を目指す五つの力(問う、つながる、試みる、見る、関連付ける)のうち、「問う力」をテーマに実施。学年担当教諭が協議・構築した独自の授業を、全学年1こまずつ開いた。

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