本紙掲載日:2024-09-27
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28日から営業−「延岡水郷鮎やな」オープン式

出席者に振る舞われたアユの塩焼き
鏡開きで鮎やなオープンを祝う延岡観光協会の盛武一則代表理事(右)ら

食事処でアユ料理を提供

 延岡の秋の風物詩「延岡水郷鮎(あゆ)やな」のオープン式が27日、延岡市大貫町のかわまち交流広場で行われた。食事処(どころ)「鮎やなささき」(かわまち交流館内)は28日から、塩焼きをはじめとする一品物やセットメニューなどさまざまなアユ料理を提供する。

 式典には関係者約50人が出席し、鏡開きや試食会が行われた。延岡観光協会の盛武一則代表理事は「岩ガキ、伊勢えびと並ぶ県北グルメを多くの方に知ってもらいたい。半永久的に鮎やなを続けていけるよう努力していく」と意気込みを語った。

 続けて来賓の読谷山洋司延岡市長は「今までにない人出を期待している」、同じく大分県佐伯市の田中利明市長は「佐伯市でもしっかりと延岡のアユを宣伝していきたい」とあいさつ。食事処を運営する桝元フードシステムズの眦塚鞠啓卍垢蓮嶌Gの目標は2万人の来場。300年以上の伝統を地元にしっかり根付かせ、継承していければ」と話した。

 鮎やなささきの営業期間は28日から12月1日まで。営業時間は、平日が午前11時〜午後2時半ラストオーダー(LO)と午後5時〜8時半LOで、このうち金曜日および祝日前日は午後9時LO。土曜日は午前11時〜午後9時LO、日曜と祝日は午前11時〜午後8時半LO。

 一品料理には人気の塩焼き、せごし、甘露煮などのほか、今年は「鮎の冷や汁飯」を新たに追加。またチキン南蛮や鶏炭火焼き、めひかりから揚げなどのご当地メニューもある。各種鮎料理を堪能できるセットメニューは3500円〜5000円(税込み)で提供する。

 延岡観光協会によると、鮎やなの架設工事は10月7日から始まり、20日ごろに完成する予定。設置期間中は日暮れから午後9時ごろまでライトアップも行われる。

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