本紙掲載日:2024-09-28
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日向神話を観光振興に−高千穂+延岡+日向が連携

満席シンポジウム可能性探る−延岡

 「日向神話と観光シンポジウム2024in延岡」は21日、延岡市本小路のカルチャープラザのべおかであり、講演やパネルティスカッションを通して、神話を生かした観光振興策の可能性を探った。

 日向神話を地域活性化や観光振興に生かそうと活動している笠沙の会・日向神話研究会(有留秀雄会長)と、繋(つな)ぐ会(葛原利香会長)が主催。特別講演では、神職の最高位となる長老の称号を持つ高千穂神社の後藤俊彦宮司が神話の意義と、伝承していくことの大切さを語った。

 後藤宮司はまず、「高天原から降り立った神(天孫ニニギノミコト)が種もみをまくと、あふれる光が開け、千の稲穂が育った」という高千穂の地名の由来と、日本の始まりを稲作の伝来とともに語り伝えている高千穂神話について説明。

 さらに、ニニギノミコトとコノハナサクヤヒメが延岡で出会い、海幸彦(ホデリノミコト)、山幸彦(ホオリノミコト)の神話を通じ、最終的に日本初代の天皇となる神武天皇が日向の美々津からお船出したという日向神話とのつながりをひもといた。

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