本紙掲載日:2024-09-30
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国指定重要無形民俗文化財−勇壮に「荒踊」を奉納

五ケ瀬町で行われた荒踊の奉納

鮮やか武者装束、見物客を魅了−五ケ瀬町

 五ケ瀬町三ケ所坂本地区に伝わる国指定重要無形民俗文化財「五ケ瀬の荒踊(あらおどり)」が29日、同町の中登り神社や山城神社(坂本城跡)などで奉納され、大勢の見物客が勇壮な舞に見入った。主催は荒踊保存会(長田豊明会長)。

 このうち、秋季例祭に合わせ出店も並んだ山城神社では、昼食休憩を挟み全12番を披露。鮮やかな武者装束をまとい、やり、長刀、弓、鉄砲などを持った約60人が「行列隊形練りの踊り」と「円陣隊形の輪踊り」を勇ましく舞った。午前中に奉納された1〜3番では、地元の坂本小学校に通う児童も隊形に加わった。

 毎年、演舞に使用される旗作りを務める那須キク子さん=同町三ケ所=は「私が子どものころからずっと続いている。この時期には町外へ出た若者も帰ってくるので、地域にとって大切な行事」とほほ笑んだ。

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