運動会に向け「なぎなたの舞い」を練習

掛け声とともに勇ましく−高千穂・押方小

　高千穂町立押方小学校（黒木秀一校長、３１人）の全校児童は２６日に同校で、地元に伝わる「高千穂の棒術」の一種「なぎなたの舞い」を練習した。伝統芸能の継承や郷土愛の醸成を図るとともに、運動会でのお披露目を目指す恒例行事。今年は残り１回の予行練習後、来月６日に本番を迎える。

　１０日ぶり２回目の練習となったこの日は、上押方棒術長刀（なぎなた）保存会（坂本正孝会長、約２０人）の３人が訪問。秋晴れの下、太鼓ばやしを務めながら発声のタイミングや打ち合いの気構えなどを指導した。

　児童は「ドンドドドンドン」「ドンドンドンドン」といったリズムに合わせて入場から退場までの流れを反復。帽子の色で攻め役と守り役を区分して打ち合い、「よーっ！」「やー！」などと実戦さながらの勇ましい掛け声を響かせた。

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