本紙掲載日:2024-09-05
(8面)

わが社のホープ−日向・細島地区立地企業(1)

科学飼料研究所日向工場・村岡寛弥さん

◆充実の混合飼料づくり−フレンドリーな職場自慢

−−入社のきっかけを教えてください。

名古屋出身の私はサーフィンが趣味で、5年ほど前にお倉ケ浜を訪れたときのことです。あまりの波の素晴らしさに感激し、日向市への移住を考えるようになりました。県の移住支援に関するサイトを開き、目に留まったのが今の会社でした。善は急げです。昨年の10月に面接を受け、今年3月に入社しました。

−−仕事内容を聞かせてください。

製造課に所属し、サトウキビや米ぬかなどを原料とした家畜用の混合飼料づくりが主業務です。他社からの依頼を受け、配合飼料の原料づくりにも携わっています。入社間もないこともあって、まだまだ覚えることが多いのですが、自分でできることも少しずつ増えてきました。

−−どんなときにやりがいを感じますか。

原料をミキサーでかき混ぜながら粒を大きくする工程では、デリケートな温度管理が求められます。神経を使いますが、うまく調整ができたときはうれしいですね。名古屋で仕事をしていたときは自動車のエンジン開発に関わっていたのですが、モノづくりということでいえば配合飼料も一緒。皆で協力し合って一つの物を作り上げる喜びは格別です。

−−会社のいいところは何ですか。

職場の皆さんがとてもフレンドリーで優しいところです。縁もゆかりもない土地で、最初はうまくやっていけるか不安でしたが、何の心配もいりませでした。休憩時間ともなれば、『あそこのスーパーが品ぞろえが豊富でいいよ』などと声を掛けてくれ、入社して本当によかったと思っています。親睦サークルがあるのも魅力ですね。私は風土鑑賞クラブに入っているのですが、近く高千穂峡に行くというので今から楽しみです。

−−将来の夢を聞かせてください。

社歴が浅いので、まずは早く一人前になることですね。日向工場では子牛や子豚用の配合飼料なども製造しているのですが、将来はそうした部署も経験しながら、『あいつに任せておけば大丈夫』と周りから信頼されるような社員になりたいと思います。

−−日向工場で働きたいと思っている方へエールをお願いします。

仕事は先輩方が丁寧に教えてくださいますし、休暇制度の充実などワークライフバランスも整った働きやすい職場です。元気とやる気がある方、一緒に頑張りませんか。

【プロフィル】名古屋市出身。週末はお倉ケ浜や金ケ浜でサーフィンを楽しむ。市内のアパートで妻と暮らす。

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