門川舞台のショートフィルム−町内で撮影「今この瞬間を丁寧に」

文化財団職員−吉田さん監督に抜てき

　門川ふるさと文化財団と県立芸術劇場は来年１月、門川町を舞台に制作するショートフィルムの上映と演劇の発表公演を町総合文化会館で行う。

　同文化財団が取り組む演劇ワークショップ「かどがわ演劇の広場かどっこ」との共同企画で、本番ではショートフィルムと演劇の二つの物語が重なり、つながっていく。

　ショートフィルムの撮影が９月下旬、５日間かけて門川町内の漁港や小学校、古民家などで行われた。メガホンを取ったのは、当初監督を務める予定だった本木克英さん＝日本映画監督協会理事長＝から抜てきされた同文化財団職員の吉田将大さん。共同企画の発案者で、本木さん監督の「おかえり、はやぶさ」（２０１２年）に助監督として携わった経験を持つ。

　ショートフィルムのタイトルは「ぼくらのキャンバス」。同２２日に行われた草川小学校での撮影には、オーディションで選ばれた役者とともに、同小の６年生１６人もエキストラとして参加した。

　詳細は、本紙へ。