本紙掲載日:2024-10-12
(3面)

尾車親方が市長表敬−17年間、温かい声に感謝

延岡市役所を表敬訪問した尾車親方

引退相撲と断髪式もPR

 延岡市山下町出身の元大相撲幕内力士・琴恵光関で、佐渡ケ嶽部屋の部屋付きとなった尾車親方(本名・柏谷充隆さん)が11日、市役所を表敬訪問した。

 市職員らの拍手に出迎えられると市長室へ。読谷山洋司市長からは、同市出身の力士として活躍し、地元の名を高めたとして感謝状が贈られた。

 読谷山市長は「ご襲名おめでとうございます。70人以上の同期がいる中、十両、そして幕内になれるのはごくわずかという狭き門。これまでの活躍がいかに厳しい稽古の上にあったのかがうかがえます。感動と勇気とふるさとへの誇りを与えていただき、ありがとうございました」と謝辞。

 親方も「土俵入りや取組の前に延岡出身とアナウンスしてもらうたびに気が引き締まる思いでした。地元の方に応援してもらえる力士になりたいという思いで土俵に上がってきました。17年間、たくさんの温かい声を掛けていただき頑張ることができ、延岡市民、宮崎県民の皆さんに感謝しています」と応えた。

 父親の柏谷正倫さんは「協会に残ることができて、延岡や宮崎と角界のご縁が続くことになりました。これからも何かとお手伝いや情報発信する機会ができるのはありがたいこと。お世話になった分を恩返ししたい」と話し、来年の引退相撲と断髪式(5月31日・国技館)に言及した。

 詳細は、本紙へ。

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