本紙掲載日:2024-10-15
(3面)

延岡で建築とガスを語る集い−宮崎ガスなど

約150人が参加した第49回建築とガスを語る集い
講演した尾車親方

取引先など関係者が交流

 宮崎ガス、宮崎液化ガス(以上、須孝一社長)、宮崎ガスリビング(宮田安司社長)が主催する「第49回建築とガスを語る集い」が10日、延岡市のエンシティホテル延岡であった。グループ各社の取引先や官公庁などから約150人が参加し交流したほか、尾車親方の記念講演もあった。

 開会のあいさつで須社長は、「皆さまに支えられて本日まで継続できた」と49回を迎えることに感謝。ロシアによるウクライナ侵攻の長期化、円安、中東情勢の緊迫化などによってエネルギー価格が高止まりしていることを深謝し、現状を説明するとともに、一刻も早い世界平和と適正な為替になることを願った。

 来賓を代表し、県建築士会延岡支部の西本幸則支部長は「私たち建築士会や建設業団体も宮崎ガスと協力しながら、延岡の発展に努めていきたい」と述べた。

 この後、宮崎液化ガス延岡営業所の川俊征さんが「暮らしを豊かに〜進化するガス機器〜」と題して講演。川さんは冒頭、2030年度までに13年度から46%の温室効果ガスを削減、50年のカーボンニュートラル実現のため、「あらゆる可能性を排除せず、使える技術はすべて使うとの発想が今後のエネルギー戦略の基本」と説明した。

 その上で停電時も利用でき、日常で必要な電力を発電する機能も併せ持つ「エネファーム」を紹介。発電効率55%と世界最高レベルであるとして、「エネルギーは使うものから作るものに変化している」と強調した。

◇尾車親方が記念講演−故郷で思い出の一番振り返る

 また、この日は尾車親方(元幕内琴恵光関)=本名・柏谷充隆さん=が「故郷・延岡で語る琴恵光思い出の一番」と題して記念講演した。

 詳細は、本紙へ。

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