本紙掲載日:2024-10-19
(2面)

木製遊具で思い思いに

大きな木製のおもちゃで遊ぶ子どもたち(19日午前、延岡市旭町のイオン延岡店)

延岡で初開催・木育キャラバン

 木育の大切さを啓発する「のべおか木育キャラバン」が19日から、延岡市旭町のイオン延岡店1階正面玄関奥特設会場で始まった。延岡では初めての開催。20日までの期間中、国産材を使った木のおもちゃの展示・体験コーナー、木工などのワークショップを通じて木のぬくもりや木材の魅力を伝える。入場無料。主催は旭化成延岡支社延岡総務部地域活性化推進グループとイオン九州よかまちプロジェクト。

 会場には、福岡おもちゃ美術館(福岡市)が提供した積み木やこま、木琴、輪投げ、テーブルゲーム「ジェンガ」などの木製遊具がずらり。初日から大勢の家族連れでにぎわい、子どもたちはお気に入りのスペースで思い思いにおもちゃ遊びを楽しんでいた。

 また地元企業・団体によるカッティングボード作り、かんなくずコサージュ作りなどのワークショップも開かれ、普段、なかなか触れる機会のない木工の体験を満喫する親子の姿が多く見られた。

 延岡市古川町の小笠原勇太さん(31)・淳人ちゃん(2)は原木シイタケの駒打ちに挑戦し、シイタケが大好物という淳人ちゃんが興味深そうに作業に没頭。見守った勇太さんは「本当に楽しそうで来て良かった。木材、木のおもちゃの安心感を改めて感じることができた」と話した。

 20日は午前10時〜午後0時半と午後1時半〜4時まで開催される。

その他の記事/過去の記事

印刷には対応しておりません。
当サイトは、閲覧のみになります。

写真の販売:https://stg-yukan-daily.epitas.com/provider/
写真販売所ガイド:https://yukan-daily.co.jp/photo-guide/page/