本紙掲載日:2024-10-23
(8面)

オール日向祭−市民活動、地域に発信

ステージで、バトントワリングを披露する子どもたち
生け花を体験する来場者

パネル展示やステージ

 日向市の市民団体などが、日ごろの活動について発表する地域と市民活動フェスタ「オール日向祭」がこのほど、日向市文化交流センターで開かれた。市民団体の活動内容を紹介するパネル展示やステージ発表などがあり、多くの家族連れなどでにぎわった。主催は同実行委員会(霤銚一郎実行委員長)、市男女共同参画社会づくり推進ルーム協議会共催。

 オール日向祭は、市民活動と地域のつながりを広げ、さまざまな活動を行っている市民団体や、男女共同参画推進事業などへの理解を深めてもらう機会として開催されている。今年のテーマ、キャッチコピーは「いらっしゃ〜い!見ごたえワクワクオール日向祭!未来へつなぐ夢つかむ!」。市民活動団体のほか、市、市議会、日向商工会議所、各地域のまちづくり協議会、高校など48の団体・個人が参加した。

 市文化交流センター大ホールでは、市民団体などが日々の活動などを紹介するパネルのほか、県立富島高校生活文化科による製作ドレスや、日向工業高校機械科の生徒によるロボットなどを展示。訪れた人たちが興味深そうに見入っていた。また、薬草の里づくりに取り組む東郷まちづくり協議会は、今年摘み取ったカモミール(ハーブの一種)を使ったカモミールティーを振る舞ったほか、生け花の体験コーナーも人気を集めた。

 ステージでは、県シンボルキャラクター「みやざき犬」が登場したほか、バトントワリングショーやマンドリン演奏、日本舞踊などが次々と披露され、大きな拍手が送られた。また、オール日向祭の開催に合わせて公募したオール日向祭のロゴマークのお披露目もあった。霤勅孫坩儖長は「オール日向祭のいいところは、年齢や立場の垣根を越えて交流できるところ。市民の皆さんに楽しんでもらえる祭りをとの思いで、キッチンカーの導入やアトラクション、ステージ発表などを企画した。さまざまな点からボランティアを身近に感じてほしい」と話した。

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