賞の人−成岡眞照さん（延岡市北一ケ岡）

２０２４年度夕刊デイリー明るい社会賞

◆地域住民が大いに頼り

　２４年にわたって務め上げた保護司の経験に裏打ちされた面倒見の良さ、責任感の強さ、柔和な人柄は地域住民が大いに頼りにするところ。２００２年から北一ケ岡北区区長、社会福祉協議会一ケ岡地区会長を歴任したほか、１３年からは伊形地区さんさんクラブ二葉会の会長も務めている。

　二葉会会員と共に汗を流す月１、２回の北一ケ岡街区公園清掃はライフワーク。普段は草刈り機やごみ袋を手に、数カ月に一度は芝刈り機にも乗る。

　「気持ちよく遊べるように、憩いの場になるように」をモットーに、園内の花壇には季節に応じて百日草などを植栽。子どもたちが多く利用する砂場の整地には特に気を使う。

　清掃に汗を流す傍ら、地元グラウンドゴルフ愛好会の会長として、週２回の活動を通した健康増進の啓発にも力を入れている。

　活動の場にはいつも住民の輪ができ、輪の中心でさまざまな相談に応じることも少なくないが、「（グラウンドゴルフも清掃も）適度な運動になるし、景観の美化は心地いい。みんなで一緒に活動すると元気をもらえます」と逆に感謝の言葉がつきない。

（推薦者＝大山実一ケ岡区長会会長、松田勝則北一ケ岡北区副区長、二葉会一同）