「渓谷まつり」にぎわう

日之影の秋を楽しむ−恒例行事

　日之影町の一大イベント「ひのかげ渓谷まつり」が２７日までの２日間、同町七折の癒（いや）しの森運動公園で開かれた。「住民総参加」を合言葉に５０年以上続く恒例行事。会場には町内事業者を中心とする出店が並んだほか、多彩なステージプログラムで家族連れなど町内外から訪れた人たちを楽しませた。主催は同まつり実行委員会（会長・佐藤貢町長）。

　初日は、地元の子どもたちによるマーチングやダンスパフォーマンスで開幕。時折雨が降るあいにくの空模様の中、「仮面ライダーギーツ」との写真撮影会、伝統芸能発表、カラオケ大会などで盛り上がった。

　快晴となった翌日は、県のシンボルキャラクター「みやざき犬」のダンスで開演。歌謡ショーや大道芸に続いて、物まねタレント・ミラクルひかるさんが登場し、「『嵐の素顔』を歌う工藤静香さん」など多彩なレパートリーで沸かせた。

　場内には期間中、豊富な飲食物や特産品が並ぶ「味の満腹街」や展示・体験ブースが出店。ミニ四駆大会「ヒノカゲカップ」や高千穂牛を通常価格の４割引きで売る催しもあり、好評だった。

　詳細は、本紙へ。