多彩な演目、個性光る−五ケ瀬中の文化発表会

　五ケ瀬町立五ケ瀬中学校（永富雅樹校長、６８人）の「第９回文化発表会」が１０月１９日、同校であった。「彩（いろどり）〜今、一人一人の個性で描こう」のテーマに沿い、全校生徒が学科発表や伝統芸能、合唱などを通じて学びの成果を披露した。

　学科発表では英語科、社会科、理科、国語科の代表生徒が登壇。順番に、今年度の西臼杵郡英語暗唱弁論大会出場者によるスピーチ、税に関する作文と夏休みの自由研究発表、本のプレゼンテーションで競う「ビブリオバトル」が行われた。

　体育科の発表では、学年別に個性が光る創作ダンスを披露。その後、伝統の衣装に着替え、地元保存会に教わった棒術、なぎなた、団七踊りを全校生徒で厳かに舞った。

　合唱と昼休憩を挟み、３年生が、進路に悩む同年代の主人公を描いた演劇「マイライフ」を上演。「意識の世界」という空想的な舞台設定と現実的なテーマを調和させ、「本当に生きたいと思う人生」とは何かを投げ掛ける演技に、客席から盛大な拍手が送られた。

　詳細は、本紙へ。