本紙掲載日:2024-11-04
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高千穂の夜神楽シーズン前に−天岩戸神社で大公開まつり

天岩戸神社で開かれた「天岩戸夜神楽三十三番大公開まつり」

奉仕者が全三十三番披露−高千穂

 今月中旬から始まる「高千穂の夜神楽」シーズンを前に、全三十三番の舞を披露する「第63回天岩戸夜神楽三十三番大公開まつり」が3日、高千穂町岩戸の天岩戸神社(佐藤永周宮司)で開かれた。主催は天岩戸夜神楽まつり(土持耕典会長)。

 神楽は、氏神を神楽宿と呼ばれる公民館などへ招き、実りへの感謝と翌年の五穀豊穣(ほうじょう)を祈る伝統神事。高千穂町では毎年11〜2月、31保存会の奉仕者(ほしゃ)が夜を徹して三十三番の舞を奉納する。

 同まつりは1961年、神楽の継承と奉仕者の修練を目的に始まった。昨年まで「文化の日」に行うとしていたが、祝日勤務や少子高齢化の影響で奉仕者の参加数が減り、今年から、開催日を11月の第1日曜日とした。

 この日は神事の後、岩戸地区の約10保存会でつくる天岩戸神楽保存会(佐藤雄一代表)が舞を奉納。彫(え)り物や御幣、しめ飾りなどを張った斎館の神庭(こうにわ)で、国指定重要無形民俗文化財にも数えられる荘厳な舞姿を披露した。

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