本紙掲載日:2024-11-04
(2面)

木材利用や普及に貢献−みやざき木づかい県民会議

東郷診療所などに感謝状−木育マイスターに家村さん

 みやざき木づかい県民会議(会長・河野知事)の本年度総会はこのほど、県庁で開かれた。木材の利用や普及などに貢献した団体・個人への感謝状の贈呈が行われ、県北からは施設部門で日向市立東郷診療所、普及啓発(活動等)部門で日之影町林業研究グループ(谷川郁彦会長)、延岡市のイエムラ(家村孝一代表)が受けた。

 本年度は施設部門4施設、人材部門1個人、普及啓発部門3団体が受賞。同診療所は地域材の活用、同グループは林業の魅力や森林の大切さを伝えた木育活動、家具などの設計や製造を一貫で行うイエムラは、県内各地での木育活動が評価された。

 総会で河野知事は森林業、木材産業の活性化や防災面における森林の重要性、木材を使った建築物の全国的な広がりなどに触れ「宮崎が全国をリードできるよう力を合わせていきたい」とあいさつし、受賞団体などの代表者に賞状を授与した。

 木に関する知識や技術を伝える木育マイスターの認定証交付もあり、イエムラの家村祐香さんが認定された。家村さんは子どもを対象にした木育活動を通して「木製おもちゃに触れる機会を提供するきっかけづくりができれば」などと話した。

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