本紙掲載日:2024-11-05
(3面)

延岡星雲高生がイベント企画−9、10日「延山祭2024」

記者会見で概要を発表する延岡星雲高校の生徒ら

山下新天街−にぎわい取り戻す一歩に

 多くの人でにぎわい活気に沸いていた延岡市・山下新天街のかつての姿を取り戻す一歩にしようと、延岡星雲高校の2年生5人が中心となり、イベントを企画した。名称は「あの頃の青春を取り戻すために高校生が立ち上がった延山祭(えんさんさい)2024〜めんめのハートに青春灯(とも)しちゃっが〜」。9、10日に同新天街である。実行委員会が11月1日に記者会見を開き、概要を明らかにした。

 延山祭は、延岡星雲高校フロンティア科2年の柏木那奈実さん、沢部絢平さん、谷川陽菜さん、田口萌恵さん、長友海遥さんが、探求活動の一環で企画。山下新天街商店街振興組合(興梠貴士理事長)、のべおか駅まちモール(吉田展啓理事長)、まちづくり延岡とともに実行委員会を組織し、準備を進めてきた。

 実行委員長の柏木さんは、「さまざまな年代の人たちが自由に参加できる文化祭がテーマ。主催者側に高校生が加わることで、今までにない新しい風を吹かせることができると考えた」と意図などを説明した。

 「延山祭」は、延岡の山々に囲まれて過ごしたあの頃を思い出してほしいとの願いと、延岡市、山下新天街のさらなる発展を目指して名付けた。「祭りをきっかけにもっと盛り上がる山下新天街をつくりたい」と意気込んでいる。

 祭りは9日が前夜祭、10日が本祭。3〜6歳未満の子どもを対象にした「叫べ!キッズの主張」、山下新天街からつながる今山八幡宮東参道を使った「ドキドキ肝試し」、年齢を問わず得意なことを披露する「延岡人の得意自慢大会」など、工夫を凝らした企画で盛りだくさん。

 昔の遊びや巨大手形アート、ダイダイ染め体験などのワークショップのほか、「地域の魅力を発信したい」とキッチンカーなど10店舗の出店も予定している。

 前夜祭が9日午後4〜8時、本祭が10日午後2〜8時。詳細は「延山祭」のインスタグラムで発信中で、「叫べ!キッズの主張」などの申し込みもダイレクトメッセージで受け付ける。

 詳細は、本紙へ。

その他の記事/過去の記事

印刷には対応しておりません。
当サイトは、閲覧のみになります。

写真の販売:https://stg-yukan-daily.epitas.com/provider/
写真販売所ガイド:https://yukan-daily.co.jp/photo-guide/page/