本紙掲載日:2024-11-06
(9面)

延岡工高の文化祭「向洋祭」

生活文化科3年は華やかなドレス姿で会場を魅了した
変装してダンスを披露した土木科3年
自動車教習所を題材にした寸劇で会場の笑いを誘った機械科3年

学科の特色出した多彩な発表

 県立延岡工業高校(山内武幸校長、690人)の文化祭「第60回向洋祭」が10月25、26日、延岡市緑ケ丘の同校であった。「栞(しおり)〜今しかない青春をこの1ページに」をテーマに、学科ごとに特色のある催しが行われ、会場には全校生徒や保護者の笑顔があふれた。

 1日目は同校体育館でオープニングと3年生のステージ発表が行われた。オープニングでは、ダンス部がグループごとに統一した衣装で、かわいらしく、時にはかっこよくダンスを披露して盛大に文化祭の幕を開けた。

 3年生は各学科で練習してきたコントや一発芸など、さまざまなパフォーマンスを披露。このうち、機械科の生徒の中には自動車教習所を題材に寸劇をしたグループもあった。段ボールで立体的に作った車に乗り込んだ教習生が、指導員の指示通りにウインカーやワイパーを操作すると、車体に隠れた生徒がライトを点滅させたり両手を左右に動かしたりして、車のすべての機能を人力で表現する独特なネタが会場の笑いを誘った。

 また、生活文化科の「Createyourownmagic!」では、恒例のドレスショーを披露した。生徒はこの日のために製作した華やかなドレスに身を包み、優雅にステージに登場。最後はステージを下りて客席のそばを歩き、うっとりと見とれる生徒や温かく見守る保護者の姿も見られた。

 2日目は、ステージ発表のほか、1年生による展示や2年生の飲食物の販売などもあり、2日間にわたり全校生徒で文化祭を盛り上げた。

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