本紙掲載日:2024-11-07
(2面)

賞の人−のべおか「第九」を歌う会(延岡市)

本番に向け練習に取り組むのべおか「第九」を歌う会

2024年度夕刊デイリー明るい社会賞

◆年の瀬に響く美しい歌声

 今月3日、夜の延岡総合文化センター小ホールには歌声が響いていた。

 月2回ほどの頻度で行われている「第九」練習会。12月14日に同センター大ホールで開かれる「第37回のべおか『第九』演奏会」に向けて、年代や性別、職業さまざまな会員が集まり、声を一つにハーモニーをつくりあげている。

 公募で集まった会員の実力は、初心者から初演以降、皆勤賞の人までさまざま。ソプラノ、アルト、テノール、バスに分かれる混声四部合唱で、オーケストラの演奏に負けないような歌を届ける。

 ベートーベン作曲の「第九」は歌詞がドイツ語。今年は、これまでの演奏会で歌い継いできた文語体ではなく、より会話形式に近い口語体の発音に挑戦する。日盥У会長は「文語体で歌うことに慣れているだけに、口語体の発音はなかなか難しい。指揮者と楽譜の両方を見なければならないから」と話す。

 本番に向けて「皆さんと団結して、楽しみながら最後まで駆け抜けたい」と意気込んでいる。

(推薦者=稲田和利のべおか文化事業団理事長、北林鉄平延岡フィルハーモニー管弦楽団代表、江原トネ子のべおか風と土の学校代表)

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