本紙掲載日:2024-11-08
(2面)

静岡ブルーレヴズ山谷社長が講演−延岡星雲高

県立延岡星雲高校を訪れ、講演した静岡ブルーレヴズ社長の山谷拓志さん

ピンチはチャンス「自己説得」の技術で−失敗恐れず、チャレンジを

 延岡市でキャンプを行っているジャパンラグビーリーグワン「静岡ブルーレヴズ」の社長山谷拓志さん=東京都出身=が6日、県立延岡星雲高校(宮真司校長、501人)を訪れ、「プロスポーツ選手に学ぶモチベーションの高め方」と題して講演した。

 山谷さんは、高校からアメリカンフットボールを始め、慶応義塾大学時代は学生日本代表に選出。卒業後はリクルートに入社し、プロ選手として2度の日本一を経験した。その後、バスケットボールチームの社長や日本バスケットボールリーグ専務理事などを経て、2021年からはラグビー新リーグ参入に向け静岡ブルーレヴズ(旧ヤマハ発動機ジュビロ)の社長に就任。「スポーツで地域を元気に」をモットーに、今年4シーズン目を迎えている。

 講演で山谷さんは、「モチベーションをコントロールすることは才能ではなく技術」と強調。アスリート時代、アキレス腱(けん)を2度断裂した際、人一倍、上半身を鍛えたことでチーム日本一に貢献できた自身の経験などを踏まえ、「ピンチは見方によってはチャンスでもある」と話した。

 また、「先行きが見えないこれからの時代。成果を出すには、このピンチをチャンスと捉える、自分で自分にうまく言い聞かせる『自己説得』の技術が非常に大事」と指摘。具体的な方法として「状況の切り分け」と「思考の切り替え」を挙げた。

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