九州医療科学大で学園祭

学生や市民らでにぎわう−延岡

　延岡市吉野町の九州医療科学大学（池ノ上克学長）の学園祭「第２６回九保祭」が３、４日、「繋（つな）げ伝統飛び出せ未来」をテーマに行われ、２日間にわたって校内は学生や市民らでにぎわった。

　４日のオープニングステージでは、学祭実行委員会の浜田綾伽実行委員長が「最終日だが最後まで全力で楽しんでください」と呼び掛け。続いて、サークルやゼミなどの学生団体がそれぞれの模擬店をＰＲ。ステージに上がった学生は看板を片手に商品の魅力を語ったり、着ぐるみと撮った写真を見せると値引きされるといったお得な情報を伝えたりして元気よく宣伝した。

　また、「ステージ独占☆ＳＨＯＷＴＩＭＥ」には学生４組が出演。歌やブレークダンス、ジブリ映画「魔女の宅急便」の寸劇を披露し、会場を盛り上げた。

　会場では飲食席が設けられ、ステージを鑑賞しながら模擬店やキッチンカーで購入した飲食物を味わう来場者の姿があったほか、子どもたちが展示されたパトカーや自衛隊車両に乗り込んで記念写真を撮ってもらう姿も見られ、思い思いの時間を過ごしていた。