本紙掲載日:2024-11-22
(9面)

地元の海の魅力を再発見−クルージング体験

クルージングを楽しむ児童たち
船上からサンゴを観察

恒富小6年生−延岡

 延岡市立恒富小学校(武田啓宏校長)の6年生21人が5日、同市の海で、クルージング体験を楽しんだ。ふるさとへの愛着と誇り、豊かな心を育む総合学習の一環。児童たちは北浦町の阿蘇港から喜福丸とFU(ふう)の2船に乗船。ひむか感動体験ワールドの成聡さんと馬場和久さんから、同市の海の生態系や漁業などについて説明を受け、風光明媚(めいび)な島の周辺を1時間ほどクルージングした。

 島浦島の宇治港の防波堤、日井の浜で船上からサンゴを観察。同市の海域に生息する100種類を超えるサンゴや、同島北部の浅瀬に生息する日本最大級のオオスリバチサンゴ礁群について学んだ。

 その後、太平洋の荒波によって自然にできた海蝕トンネル「千貫目(せんがんめ)」を抜けて高島へ。島周辺では石灰石が長い年月をかけて浸食された海食崖(かいしょくがい)の様子などを観察した。

 阿蘇港に戻る途中にブリ、ハマチ、カンパチ、タイの養殖場がある北浦港を経由。同港では養殖のいけすに餌を与える場面に遭遇し、日ごろは深い所にいる魚たちの元気な姿を見ることができた。

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