本紙掲載日:2024-11-23
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高千穂−夜神楽シーズン始まる

高千穂町各地で始まった「高千穂の夜神楽」。「彦舞(ひこまい)」=22日、下野東公民館

町内各地来年2月まで厳かに

 高千穂町の国指定重要無形民俗文化財「高千穂の夜神楽」が町内各地で始まった。奉納の日程を公表している中で最も早かった22日には、下野地区の下野東公民館と上野地区の下組公民館で営まれ、地元の神楽保存会が厳かな舞を披露。22日現在、来年2月8日にかけて町内10公民館が奉納日程を公表している。

 高千穂の夜神楽は、氏神を神楽宿と呼ばれる公民館や民家へ招き、秋の収穫への感謝と翌年の五穀豊穣(ほうじょう)などを祈る伝統神事。毎年11〜2月、各地の奉仕者(ほしゃ)が夜を徹して33番の舞を納める習わしだが、関係者らの負担を考慮して日神楽としたり、数日に分けて行ったりしている地域もある。

 下野東公民館では、草木を揺らす冷たい夜風が晩秋を感じさせる中、地元の下野神楽保存会(江藤裕司会長、約15人)と子どもたちが氏神を舞い込み。伝統衣装や神楽面を身に着けた奉仕者が太鼓と笛の音に合わせ、彫(え)り物、御幣、しめ飾りなどを張った神庭(こうにわ)で舞った。

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