本紙掲載日:2024-11-25
(3面)

市議と高校生が意見交換−日向市議会

和やかに意見を交わす議員と富島高の生徒

ふるさとの未来をテーマに


 日向市議会(松葉進一議長)は、高校生と市議会議員との意見交換会を実施した。これからのまちづくりの担い手となる高校生の声を聞き、今後の政策立案や政策提言につなげることなどが目的。「あなたが描くふるさとの未来は」をテーマに意見や考えを聞いた。

 意見交換会は2021年度からスタート。今年度は初日の10月30日に日向工業高、今月1日に日向高、7日に富島高(全日制)の生徒を同市議会議事堂に招いて開催。22日には同高(定時制)を対象に開いた。

 このうち、富島高(全日制)との意見交換会には、高校生と市議が10人ずつ参加。3班に分かれて「日向市のまちづくり」に関するアイデアや課題解決策などを発表した後、生徒と議員が質疑応答しながら、内容を深掘りしていった。

 テーマ「日向市を住みたいと思われる街にするために」の班では、市内に若者が集う場や進学先がないと指摘。解決策として、空き家をテレビやゲーム、Wi−Fi(ワイファイ)など完備の低料金レンタルルームに改装するよう提案。市外からのサーフィン客に移住体験場所として貸し出すことなどPRした。

 また、「アットホーム日向」について意見交換した班は、細島地区で高齢者がくつろげる温泉などの入浴施設を行政主導で整備するよう要望。「若者が住み続けられる街づくり」を話し合った班は、宮崎市にある人気スポーツ娯楽施設を誘致できれば、幅広い世代の健康づくりやまちの活性化につながるとした。

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