本紙掲載日:2024-11-29
(1面)

五穀豊穣に感謝−宇納間神社秋季例大祭

地区の子どもたちによる「浦安の舞」
声を掛けながらみこしを揺らして盛り上げた御神幸行列(提供写真)

地域の繁栄や安全を祈願−美郷町北郷

◆神楽奉納、御神幸行にぎわう

 美郷町北郷宇納間の宇納間神社(廣島孝浩宮司)秋季例大祭は22、23日、同神社と同地区内で行われ、神楽奉納のほか子どもたちのみこし行列などで秋の山里をにぎわせた。

 22日夜から神社で「よどんばん(前夜祭)」があり、五穀豊穣(ほうじょう)に感謝をささげたほか、地域の繁栄・発展や安全、子どもたちの健やかな成長を願った。本殿では地元の神楽保存会が神楽を奉納。深夜まで舞われ、訪れた人たちを楽しませた。寒い夜だったが、温かいうどんやぜんざいの振る舞いもあり、喜ばれていた。

 2日目は本祭。夜明け前から神事があり、静まり返った中で再び神楽が奉納された。コロナ禍で4年間自粛を余儀なくされた御神幸行列が昨年から復活。今年は秋盛地区を対象に行列が行われ、早朝から約200キロのみこしを地元の人たちが担いで練り歩いた。かわいらしい衣装を身に着けた子どもたちが練り踊りを披露。笛と鉦(かね)の音頭に合わせて、なぎなたや棒を使った勇壮でかわいらしい踊りが沿道を沸かせていた。

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