元プロ野球選手−青木さんが市役所訪問

多くの市民が帰郷を歓迎−日向

　今季限りで現役を引退した日向市出身の元プロ野球ヤクルトの青木宣親さんがきょう、西村賢日向市長を表敬訪問。市役所には大勢の市民が詰め掛け、引退後初の帰郷を歓迎した。

　市役所１階市民ホールには、延岡市の家具製造会社キサヌキ（木佐貫浩司社長）が製作し、青木さんの引退試合（１０月２日、神宮球場）に花を添えた背番号のモニュメントを設置。球団から提供された引退試合の応援ボードを手にする市民で埋まったホールは、青木さんが姿を現すと拍手と歓声に包まれた。

　西村市長はヤクルトの日本一、ＷＢＣの２度の優勝、北京五輪、メジャーリーグでの活躍、日米通算２７３０安打など、輝かしい足跡を改めてたたえ、「私たち日向市民は青木さんの活躍を目にするたび夢と勇気、感動をたくさん頂き、地元市民としてとても誇らしく感じています」と感謝。日本野球界の発展に向けた今後のさらなる活躍を願った。

　市民の熱烈な歓迎に青木さんは、「２１年間現役がやれたことを本当にうれしく思う。これも日向の皆さんのご声援があったから」と振り返り、故郷の人たちの温かい支援に礼を述べた。

　詳細は、本紙へ。