本紙掲載日:2024-12-07
(7面)

色鮮やかな陶芸約100点−中村真由美さんの作陶展

ギャラリーかわなかで作陶展を開いている中村真由美さん

ギャラリーかわなか−15日まで、延岡

 宮崎市出身で国富町在住の陶芸作家、中村真由美さんの作陶展「宙(そら)に咲く」が15日まで、延岡市伊達町のギャラリーかわなか(川中啓二代表)で開かれている。入場無料。時間は午前10時〜午後6時。12日は店休。展示販売もある。

 中村さんは日本画を陶壁画などの焼き物で表現する日本画家で父親の立山周平さんの工房を受け継ぐために作家を目指すようになり、女子美術大学造形デザイン科を卒業。立山さんの絵画的な表現を継承して絵の具のように釉(ゆう)薬を重ねづけしたり点描したりして色彩豊かな作品を制作し、国内外では個展やグループ展を多数開いている。

 会場には陶画やオブジェ、盛り皿、花器など、新作を含む多彩な作品約100点が並ぶ。中村さんによると、こういった色鮮やかな陶芸作品を手掛ける作家は全国的に珍しいという。「延岡では初めての個展なので、作品を見たことのない人がたくさんいると思う。色彩が美しい焼き物をぜひ見てほしい」と多くの来場を呼び掛けている。

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