本紙掲載日:2024-12-12
(1面)

次は「あんなばうどん」−来年の地蔵尊大祭で販売へ

班ごとに役割を分担して調理を進めた
「あんなばうどん」
「おいしい」の声が上がった試食タイム

地元産シイタケ使った新メニュー美郷北義務教育学校

 美郷町北郷の美郷北義務教育学校(菊地みどり校長)が全学年で取り組んでいる地元産のシイタケを使った新メニューが「あんなばうどん」に決まり、5日、調理実習と試食会が行われた。2023年を振り出しに「なばーがー」、今年3月に「なーばん焼き」を宇納間地蔵尊大祭で販売。いずれも早々に売り切れるほどの人気で、第3弾メニューにも期待を寄せている。地蔵尊大祭中の来年2月21日販売予定。

 宇納間地蔵尊大祭は旧暦の1月24日を中日に3日間の日程で開催される伝統の祭りで、県内外から多くの参拝者が訪れてにぎわう。同校では地産地消と地元のPRに役立てようと、祭り期間中に販売するために地元名産のシイタケを使ったメニュー開発を続けている。

 新メニューは甘辛く煮込んだ干しシイタケを乗せ、その干しシイタケの戻し汁を使ったあんをかけたうどん。地元の「岡田商店」と「北の郷」の協力を得て8、9年(中学2、3)生が考案、8年生がさらに改良を加えたという。

 戻した干しシイタケは小さく刻み、調味料がなくなるまで煮込む。戻し汁はしょうゆやみりんなどの調味料を合わせ、味を調えたら片栗粉でとろみを付ける。ゆでたうどんに干しシイタケやかまぼこ、ネギなどをトッピングしたらあんをかけて完成する。

 調理実習は8年(中学2)生が担当した。班ごとに役割を分担しながら手際よく進め、時には干しシイタケやあんは味見をし、おいしくなるようにと心を込めていた。

 出来上がったうどんは児童生徒と職員で試食。子どもにも大人にも「おいしい」と好評で、寄せられた感想を生かしながら、さらに改良を進めるという。

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