エンクロスで音楽市−延岡

高校生ら若者でにぎわう

　延岡市駅前複合施設エンクロスは１１月１６日、「音楽市〜レコードと古着と奇妙さん〜」を開いた。約５千人が来場。音楽が絶えない会場に、レコードや古着、飲食などを販売する店舗が並び、訪れた人たちは買い物や飲食をしながら、ゆったりと流れる休日のひとときを楽しんでいた。

　音楽市は、「音楽を軸に大人と若者の心を揺さぶる一日」をコンセプトに初めて開いた。平日は、多くの高校生が学習のために同館を利用する一方、勉強以外で参加できるようなイベントがないことに着目。高校生から２０代をメインターゲットに〃文化祭チック〃なイベントを目指した。

　当日は、「狙い通り、高校生から２０代が多く来てくれた」と同館の境田建弥さん。特に、高校生らが主役となった「学生コピーバンド選手権」、「路上パフォーマンスでインスパイヤ！」は、出演する側も観覧する側も大半を学生が占め、音楽に合わせて体を揺らしたり、飛び跳ねたりと、一帯が熱気に満ちていた。

　また「初見で心を揺さぶるアーティスト」として出演を依頼した奇妙礼太郎さんのライブには、幅広い世代の人たちが駆け付け、体を揺らしたり、口ずさんだりしながら、生演奏を満喫した。

　詳細は、本紙へ。