地域の魅力、祭りで発信−岡富小５年生

幼・保園児ら招待−にぎやかに

　延岡市立岡富小学校（黒木将人校長、４６２人）の５年生７３人が２０日、山下新天街アーケード内で、自分たちで企画した「おまつり」を開き、地域の人たちなどが訪れて盛り上がった。

　５年生は総合的な学習の時間の一環で、１学期から「岡富小校区を盛り上げ隊！」として「山下新天街」「今山大師」「徐福伝説」の三つを調査。それぞれの魅力を多くの人に知らせる効果的な方法を子どもたち自身で考え、イベントを企画した。

　開催に当たっては、山下新天街商店街振興組合の興梠貴士理事長に自分たちで作成した企画書を提出し、打ち合わせ会議に参加。手作りのポスターを、学校周辺の店舗に張り出してもらうよう依頼に出向いたり、出身保育園や幼稚園の園児に招待状を送ったりと、ＰＲ活動にも取り組んだ。

　迎えた当日は、招待状を送った園児や地域の人で大にぎわい。お手製の折り紙など景品がもらえるくじ引きや射的、輪投げを用意した。

　ほかにも、これまで調査してきたことを詰め込んだクイズ大会や、商店街と今山八幡宮を巡るスタンプラリーなどもあり、訪れた人は「次はどれをしようかな」と笑顔で〃縁日〃を楽しんでいた。

　詳細は、本紙へ。