本紙掲載日:2024-12-26
(2面)

小児・AYA世代−がん患者らを支援

アイスに加えてホットも登場し、どちらも人気だった=22日、延岡市駅前複合施設エンクロス
子どもたちの元気な声が響いた冬のレモネードスタンド

夏に続き−レモネードスタンド・延岡

 小児がん患者やAYA(アヤ)世代のがん患者を支援するため、同世代の子どもたちがレモネードを作って売り、集めたお金を寄付する社会貢献活動「レモネードスタンド」が22日、延岡市の市駅前複合施設エンクロス1階待合スペース前通路で行われた。

 縁(えん)・在宅クリニック(同市北小路、岩谷健志院長)の職員の子どもたちが中心となり、今年の夏に続いて、初めて冬に取り組んだ。

 今回は季節柄、アイスに加えてホットも登場し、どちらも人気だった。子どもたちは注文を受ける人やレモネードを作る人など、それぞれ役割を分担。元気に3時間活動し、1杯200円で計243杯を販売した。

 また、澄み切った冬空の下、会場には「レモネードはいかがですか」と呼び掛ける子どもたちの元気な声が響いた。

 初めて参加した南小学校5年の新名柊仁さんは「(同クリニックで働く)お母さんから話を聞いて、レモネードが好きなので、やってみようと思った。みんながたくさん買ってくれてうれしかった」と話した。

 売り上げは、小児がん治療研究への助成などに取り組む「レモネードスタンドジャパン」へ寄付されるという。

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