事業承継推進で連携−商工会、事業所と３者協定

特設ページ共同運営目指す−日之影町

　後継者不足による廃業に歯止めを掛けようと、日之影町は２０日、同町商工会（美吉秀子会長）と事業承継サポートなどに取り組むライトライト（本社・宮崎市、齋藤隆太社長）と包括的連携協定を締結した。今後、ライトライトが運営する事業承継マッチングプラットフォーム「ｒｅｌａｙ（リレイ）」を活用し、同町に特化した特設ページの共同運営を目指す。

　ｒｅｌａｙは、事業を譲りたい経営者と後継希望者をマッチングするライトライト独自のサービス。従来のＭ＆Ａマッチングサイトと異なり、経営者の思いを記事にしてオープンネームで公募するという特徴がある。

　同社によると、２０２０年７月リリースから現在まで、全国約５００件の後継者募集記事を公開し、マッチング数は約１００件に上る。県内で協定を交わすのは９自治体目で、県北では椎葉村、高千穂、五ケ瀬町に続いて４自治体目という。

　詳細は、本紙へ。