本紙掲載日:2025-01-17
(1面)

県内初、トイレカー導入−衛生的な避難生活を確保

延岡市が導入したトイレカー
荷台部分に設置された洋式便座

洋式便座二つ、男女分けも可−延岡市

 延岡市は、南海トラフ地震などの大規模災害時に被災者の衛生的な避難所生活を確保しようと、「トイレカー」を購入した。県内の自治体では初めて。市危機管理課は「平常時はイベントなどで活用し、普及啓発に役立てたい」としている。

 導入したのは、自走式のトイレカー1台。軽トラックを改造して製造されたもので、荷台部分には二つの洋式便座が設置され、それぞれにドアが付いて独立しているのが特徴。個室内の電気は、屋根に付いたソーラーパネルで発電したものを活用するという。

 独立しているため、男性用と女性用を分けて利用することを想定。電力復活後は、体育館などの施設の電源につなぐことで、ウォッシュレット機能も使えるという。

 市は、昨年1月に発生した能登半島地震などを受け、仮設シャワー1セットの購入費とともに、今年度の新規事業として約1300万円を計上していた。

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