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知事選投票日−12月25日をアピール

本紙掲載日:2022-11-16
1面
知事選を周知する作品を制作した植野書道ガールズ(12日、延岡市山月町)

植野書道ガールズ−延岡市山下新天街に展示

 任期満了に伴う県知事選挙(12月8日告示、25日投開票)を書道アート作品で周知しようと、延岡市山月町の植野書道教室(植野聖鳳主宰)の生徒による「植野書道ガールズ」が12日、作品制作を行った。

 低下傾向が続く投票率の向上や選挙に関心を持ってもらおうと、明るい選挙推進協議会、延岡市選挙管理委員会との共同による啓発活動。2014年12月の衆院選と県知事選、15年4月の県議選と市議選、16年7月の参院選に続き4回目となる。

 制作には、小学4年生から高校1年生まで9人の生徒が参加。縦3・6メートル、横2・5メートルの白い布に、青、赤、黒色の屋外用絵の具を使って「宮崎県知事選挙12月25日(日)」と力強い文字を大書した。

 参加した甲斐美咲さん(16)=聖心ウルスラ学園聡明中高等部1年=は「責任感をもって書いた。選挙についてより深く学ぶ必要があると思った」、松田栞音さん(16)=延岡高校1年=は「楽しくできた。投票率が低いと聞くので、自分もしっかり考えるようにしたい」と話した。

 植野さんは「有権者の方々が一人でも多く選挙に行ってもらえれば」と期待。市選管の神崎誠一郎事務局長は「大きな作品を通じて、若年層に選挙を身近に感じてもらい、投票率向上につながることを願っている」と話した。

 作品制作は19日も行い、計2点を12月2日から25日まで、同市山下町の山下新天街アーケード内に掲げる。

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