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開館祝う「文化の祭典」−野口遵記念館

本紙掲載日:2022-12-27
2面

24団体が出演、喜びのステージ

 野口遵記念館の開館記念行事「みんなで祝おう文化の祭典」が24、25日の2日間、延岡市東本小路の同館であり、コーラスや楽器演奏などの市民音楽関連グループ計24団体が出演。ほぼ満席(全675席)のにぎわいが続き、新たな文化の拠点に対する期待の大きさがうかがえた。主催はのべおか文化事業団、延岡市、市文化連盟、旭化成ひむか文化財団。夕刊デイリー新聞社、FMのべおかなど後援。

 初日は「日向乃國延岡雲海太鼓」、2日目は「龍潮太鼓鼓衆」の勇壮な〃迎え太鼓〃で幕開け。華やかなオペラやかわいらしい児童合唱、美しいハーモニーのコーラス、個性豊かなカラオケ歌謡、伝統的な吟詠や三味線、日本舞踊、箏(こと)、和太鼓、趣あるオカリナやウクレレ、豪華な管弦楽など、幅広い演奏・演舞が繰り広げられた。

 このうち、「旭化成延岡合唱団」は日本の四季の歌をつづった編曲を発表後、特別演奏として、1936年にコロムビアから発売された旭化成の「延岡工場(こうば)歌」を披露した。

 同曲は昭和天皇延岡幸行1周年を記念して、当時の延岡新聞社がレコード制作を企画。市民から公募した作詞は旭化成の前身である日本窒素火薬に勤めていた立木迪雄(みちお)氏、作曲はNHK連続テレビ小説「エール」(2019年放送)で主人公のモデルにもなった作曲家の古関裕而氏が担った。

 今回の特別演奏は、延岡ガイド・ボランティアの会に所属する笠江洋子さんが、2年前に現存する希少なレコードを入手した知人から、「ぜひガイド活動の中で紹介し、延岡の人たちに聞いてもらいたい」と録音CDを譲り受けたことをきっかけに実現。

 ステージでは笠江さんと、工場歌を歌い継ぐ活動に取り組むガイド仲間の久富熊雄さん、貫笑美子さん、作曲した立木氏の長女の井上寿美さんが紹介され、4人は「こうしてお披露目することができて感無量」などと喜びを語り、合唱団と一緒に工場歌を歌った。

 また、来場者にも歌詞付きの楽譜が配られ、会場全体で合唱。延岡の新たな文化拠点となる野口遵記念館が完成した喜びをともに分かち合い、旭化成の歴史と恩恵を再確認した。

 館内では2日間を通し、延岡市華道連盟と戸塚刺しゅう協会宮崎はまゆう会の作品展も開催。来場者は新施設の見学も楽しみながら、その豪華さや美しさを実感していた。

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