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地元特産物に関心高める−南浦中

本紙掲載日:2022-12-28
7面

くまの香酢の収穫体験

 延岡市立南浦中学校(濱下裕二校長、13人)は19日、地元の熊野江町にしか自生しないといわれる希少なかんきつ類「くまの香酢」の収穫作業体験を行った。特産品化を目指し栽培するくまの香酢会(阿波野和彦会長、4人)の会員に教わり、1個ずつ丁寧に収穫した。

 くまの香酢は、かんきつ類の一種「タチバナ」と紀州ミカンをルーツに持つとされ、一昔前までは各家庭に1本ずつ植えられ、調味料代わりに使われるなど、地区内では欠かせない存在だった。

 実は3〜5センチと小ぶりで、青々している9月ごろから収穫を迎え、独特の強い香りで魚や肉料理、酒の香り付けなど、幅広く活躍。色づき始めるとそのまま食べられ、ゼリーなどデザートにしてもおいしいという。

 その香酢を特産品にして地域活性化につなげようと、阿波野会長(69)が中心となって12年前に会を結成。70アールほどの果樹園に挿し木して育て、現在800本ほどが収穫できる状態になった。

 収穫体験は、地域の魅力を発信し少子高齢化の防止につなげようと、地域の食材を使った弁当作りに挑戦している同校に、メニューの助言などを行った飲食店「旬肴」の店主で会員の結城久治さん(67)が提案した。

 生徒は徒歩で移動後、早速果樹園に入るとはさみを使って収穫。「すごい量」「取っても取ってもまだあるよ」と歓声を上げ、次第に慣れた手付きになり、腕から下げたポリ袋を膨らませた。

 収穫を見守った阿波野会長は「せっかくだったら自分の代で終わらせたくないし、次の代につないでほしいという気持ちがある。こうやって体験してくれるのはうれしい」と笑顔。甲斐心温さん(14)は、「とても実がかわいくてはさみでパチンと取れるのが楽しかった。南浦地区に住む人として、盛り上げることができれば」と話した。

 同校は地域の食材を使った弁当作りの研究を重ねており、香酢はゼリーと卵焼きの香り付けに考えている。生徒たちは「実際に作って販売したい」と意気込んでいた。

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