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2023延岡花物語(6)−自然と神話に親しむコノハナロード

本紙掲載日:2023-02-14
7面

野だてや〃神様〃との写真撮影など−18、19日

 「このはなウォーク」の2日間、天下一ひむか桜(河津桜)300本と菜の花100万本が咲き誇るコノハナロード(延岡市野地町の五ケ瀬川右岸堤防)では、延岡茶道連盟が野だてを行い、コノハナサクヤヒメとニニギノミコトの2人が来場者との写真撮影に応じる。開催は両日とも午前10時〜午後4時。

◆神話PRしたい−サクヤヒメ役の河野さん

 今年のコノハナサクヤヒメは、門川町西栄町在住のダンスインストラクター河野麻衣さん(34)=パフォーミングアーツDOC所属=。「神社とお花が大好きなので、この役に選ばれてうれしい」と笑顔。

 2021年に開かれた「国文祭・芸文祭みやざき」の舞台や昨年11月に延岡市の3中学校で開かれた柴田美保子さん(俳優)の朗読劇「古事記天語り」でコノハナサクヤヒメ役を務めたことから、声が掛かった。

 神社好きも、にわか仕込みではない。「自分が浄化される気がするんです」と、氏神の門川神社のほか、芸能の神として知られる高千穂町の荒立神社には月1、2回訪れるという。

 今回はダンスを披露するわけではないが、「ダンスの舞台を通じて、地元に伝わる神話を発信したい。県外から宮崎に来てもらえるようにPRしたい」と、思いは熱い。

◆神様であること忘れず務めます−ニニギ役の甲斐さん

 ニニギノミコト役は延岡市塩浜町在住の甲斐直貴さん(26)。門川町庵川西の障害者施設悠々工房で生活支援員を務めている。

 趣味はスポーツとドライブ。「小学2年から中学3年までバレーボールをしていた」といい、183センチの長身だ。

 ニニギ役に選ばれたことには「よし!と思った。感謝しています」。

 「神様だということを最後まで忘れずに、精いっぱい務めさせていただきたい。ニニギノミコトとコノハナサクヤヒメの物語が延岡にあることをアピールしたい」と抱負。

◇延岡は「出逢いの聖地」

 野地町の堤防の愛称「コノハナロード」は、天孫(アマテラスオオミカミの孫)ニニギノミコトの妻コノハナサクヤヒメにあやかって名付けられている。

 ニニギとサクヤヒメは笠沙(かささ)の岬で出会った−と古事記に書かれている。2人の間にはホデリ(海幸彦)、ホスセリ、ホオリ(山幸彦)の3子が生まれ、末子のホオリノミコトが、初代天皇神武の祖父となる。

 コノハナロードから川中地区と大瀬川を挟んで南に見える愛宕山は、古くは「笠沙山」と呼ばれていたことから、この山こそが、2人が出会った「出逢(あ)いの聖地」だという伝説がある。

 また、同市北川町の可愛岳(えのたけ)の麓の俵野には、ニニギノミコトの陵墓参考地がある。西南戦争の際、西郷隆盛は、官軍が天皇家の祖先の墓に向けて攻撃できないことを見越して、同地のすぐ下の民家に宿陣した。このことを延岡観光協会などは「ニニギノミコトと西郷隆盛の時空を超えた出逢い」と呼んでいる。


◇会場でゆっくり過ごしてください−豊田まつえ・県美容業生活衛生同業組合延岡支部支部長

 コノハナサクヤヒメとニニギノミコトのヘアメークや衣装作りは、美容組合が担当しました。

 花物語は〃ボランティアの熱意の塊〃のようなイベントです。花の世話をしている松田庄司さんたちの大変さを思うと、絶対に成功させたい。

 サクヤヒメとニニギのお2人は、ヒロイン、ヒーローというつもりで自分も楽しみ、周りの人も楽しませてくださいね。来場される皆さんは、どうぞ会場でゆっくりと過ごしてほしいと思います。


◇桜と菜の花の中お茶味わって−渡邊正・延岡茶道連盟会長

 下は黄色い菜の花、上はピンクの天下一ひむか桜に囲まれて、お茶を味わっていただけるよう、コノハナロードで野だてを行います(一服300円、菓子付き)。

 お茶は人と人の触れ合い。それが制限されたコロナ禍の3年間は、寂しいものでした。

 当日は、連盟に所属する表千家、裏千家、大日本茶道学会から40人ほどが参加しておもてなしをする予定です。

 自然の中でいただくお茶の味は格別です。一人でも多くの方に会場においでいただければと思います。

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